記録シリーズ
90年代に活動したポストハードコア~ポストロックのレジェンドともいえるUnwoundの全アルバム感想。自分がこういったジャンルを聴くきっかけになった最初のアーティストなので思い入れが強く、元々ブログ内で何度も触れているアーティストですが今回来日した…
先日新譜をリリースしたばかりのFACSのアルバムと、フロントマンであるブライアン・ケースが在籍していた90 Day Men/Disappersの全アルバム感想記事。元々90 Day Menはdiscographyでいくつか書いていたのを再編し大幅追記、とくに以前書いたときはbandcampや…
MyGO!!!!!のアルバム迷跡波及び跡暖空の感想記事です。 MyGO!!!!! - 迷跡波(2023) 2023年リリースのMyGO!!!!!の1st。結成当初作られた楽曲はメロコア色が強く、バンド活動を経る中でボーカル及び作詞を担当する高松燈の言葉を強調するかのようなポエトリー要…
2001年結成。初期の頃は90年代のUSインディーをベースにしたようなロック~ディスコパンクシーンとも比較されながら徐々にサイケデリックへと傾倒しAORやクラウトロック、プログレの空気まで入っていきながらソフトサイケな歌ものへ。音源とライブでの演奏を…
Codeineの全アルバム感想です。 Codeine - Frigid Stars(1990) 1989年にニューヨークにて結成されたCodeineの1stアルバム。Sub Pop発。liveaboutのスロウコアランキングでも一位に選出されたアルバムで、Red House Painters、Low、Dusterと並びスロウコアと…
INTO KIVOTOS(2023) 東京で活動するふにゃっち氏によるソロプロジェクト、littlegirlhiaceが2023年にリリースした4枚目のフルアルバム。タイトルに入ってるKIVOTOSという単語はブルーアーカイブ(以下ブルアカ)というゲームの舞台で、今作はそのブルアカをイ…
littlegirlhiaceの全アルバム感想です。 リトルガールハイエース(2017) 東京で活動するふにゃっち氏のソロプロジェクト、littlegirlhiaceの1stEP。Free Throw期のSyrup16gや初期ART-SCHOOLを想起するメロディーを大切にしたローファイな00年台ギターロックの…
Sleepytime Trio及び前身のMaxmillian Colby、それぞれのバンドが解散後メンバーは様々なバンドで関わりながら時に交錯していきますが、主にLovitt RecordsというDischord傘下のレーベルの作品が多いのでLovittにフォーカスしながら軽くまとめました。自分自…
Zumというレーベルから出てるコンピレーションについて書きます。内容が素晴らしいことは勿論ですが面子の豪華さに反して日本語で語られてる記事がほぼ無いので記録みたいな感じです。 Zum Audio Vol. 2 最初に知ったのはこちらのvol.2で、USインディーやま…
Slint、ケンタッキー州ルイビルのバンドにしてポストロック〜マスロックの元祖やスロウコア、ハードコア由来の音楽ジャンルに多大な影響を及ぼしたバンドです。ルイビル周辺のポストハードコアが僕は一番好きなのですが、この辺のシーンを掘るとポストロック…
Rodan、ケンタッキー州ルイビル出身のバンドで1994年にアルバムを一枚残し解散。一つの曲の中でスロウコアとハードコアを行き来する同郷Slint直系のポストロック/ポストハードコアにして解散後様々なバンドへと派生。とくにフロントマンであるジェフ・ミュー…
ディスコグラフィに引き続き書いていきます。二つの記事で何度か名前を出したバンドや影響力が強いと感じるもの、その中でも個人的に好きなバンドについて。基本的にオウガをきっかけに聞いたアーティスト及びインタビューで言及があったものを並べていきま…
OGRE YOU ASSHOLEというバンドを聞く上で最も重要なアルバム、それがこのworkshopシリーズだと僕は思っています。彼らの活動の中で大きな一つの方針が"ライブ録音とスタジオ録音でのアルバムを完全に切り分ける"というものでした。最新のアルバム聴いたとき…
こちらの記事で触れた、引き合いに出したアーティストやアルバムについて少しだけ掘り下げる記事になります。 自分はNUMBER GIRLにハマってからはっきりと音楽の聴き方が変わったと言っても過言ではないので、その後色々な音楽を漁る指標も「向井秀徳が言及…
uri gagarn、日本のオルタナ~ポストハードコアシーンのバンドとしてはもう大御所感ありますが全アルバム感想。Slintとかのルイビル周辺のバンドやポストロック、スロウコアのルーツとしてハードコアへと目を向けるようになったのもこのバンドがきっかけでし…
The Smasing Pumpkinsは1988年にフロントマンであるビリー・コーガンとギタリストのジェームス・イハを中心に結成、1991年に1stアルバムのGishをリリース。その後Siamese DreamやMellon Collie and the Infinite Sadness(メロンコリーそして終わりのない悲し…
元々大好きなバンドですがライブ行ったり配信して見たりして再燃中。元々00年台、日本のギターロックを聞き育った自分はそのルーツのオルタナティブ・ロックとして聞き、ポストパンク、ダブ、ハードコア、ヒップホップ等新しい音楽を聞く度にどんどんナンバ…
90~00年代を重点的に各アルバム感想。 オウテカの新譜となる「SING」をリリース、そして直後に事前情報一切なくサプライズとしてもう一枚「PLUS」がリリースされました。 元々自分がAutechreにハマったの自体がここ2~3年で、もとよりIDMというジャンルのパ…