
treeというbandcampで見つけてからずっと聞いている素晴らしいスロウコアバンドがいたのですが、詳細全く不明でした。ていうかスロウコアそこまで好きなジャンルってわけでもなかったし、でもたまにドツボにハマるのが何組かいまして、元々きっかけは僕の場合はRodanとJune of 44から名前を知って、Slint、あとKarateとか、王道のLowとか・・・これだけでも全然方向性違いますよね。
ある意味スロウコアって決まったレーベルとか地域とかがなく、各所で同時多発的に出てきた似たような音をそう形容した、というだけで、ポストロックという言葉が固まってなかったからこそ色々混ざってしまってる感じがいかにもオルタナらしいというか、でもオルタナって結局グランジもポストハードコアも土着性があったと思うので(レーベルの色とかもかなり)、スロウコアは目立ったそういったシーンが無い以上ある意味本当に音楽性部分をなぞった真っ当なジャンルとも言えます。てことはこのタイプのスロウコア好きだ!てのがあったとしても幅広いジャンルの中それを見つけるのは中々難しいのかな・・・とも思う。片っ端から聞くしかない。そんな中、treeがかなりど真ん中で好みなので出会えて本当に良かったなと思うし、もっと聞いてみたいなと思いました。
bandcampのスロウコアタグを掘っていたらジャケで惹かれるものがあり再生、日本のバンドか~となりスロウコアってよりは普通にゆったりとしたオルタナって色もあればフォーキーな雰囲気もあってかなり好きです。細々としたボーカルですが、メロディは結構しっかりあるし聞きやすくてポップだと思います。ジャケと、どことない得体の知れなさ、仄暗さ、実際メンバーやバンドについてあんまり情報がない・・・という感じだったのが昨年見つけたときですね。記事を書くにあたって今年久々に見に行ったら、以前気づけなかったんですがレコーディングに「せだい」の文字が・・・。
せだいもめちゃくちゃかっこいいバンドで、昨年一度ライブを見に行ってます。割とメンバーの方が知り合いの知り合いだったりするんでもしかしてtreeも近い界隈の人が匿名で曲挙げたりしてるのか・・・?とか思って、詳細わかればライブとか見るチャンスもあるかもとわくわくしたんですが、人づてに聞いたところtreeの前身にあたるバンドが判明。
5000ですね。恥ずかしながら聞いたこと無かったんですが日本の激情の中ではもう伝説的バンドらしく(てかGEZANのレーベルだというのも初めて知った)、聞いてみたらジャンルの壁を余裕で破壊できるくらいキャッチーでついつい耳を惹くギターフレーズの反復と、しかもそのフレーズが1分ちょいで次から次へと新しい曲に繋がっていきまたどんどんリフが出てきます。爽快感ありすぎてこの高速っぷりは暴力だなと思ったし、めちゃくちゃかっこいいです。
個人的に激情の中でも一瞬静寂が挟まったりするのがやっぱり通じるものあるなと少し思います。自分の好きなLovitt Recordsでもそうなんですが、ポストハードコアやってた人達が今度は音引いてスロウコアに寄ってく(Four Hundred Years→Bats And Mice等)てのは結構王道パターンなのかもしれない。同じ美学があるのかなとも思いますRodanやJune of 44だってそこに境界は無かったと思うし。tree、全く音源ないですが、このまま継続して次の音を聞けるのを楽しみにしてます。
treeについて教えてもらった知人がスロウコアに関するプレイリストを作っていて、最近はこればかり聞いているので貼っておきます。Codeine、Red House PainteresやLow、Duster等の大御所をあえて入れずに100曲以上あるボリュームに感服です。全然知らないのも一杯あるし大変参考になります・・・というか1曲目からヤバすぎ・・・